0
¥0

現在カート内に商品はございません。

食の危機と農の再生

通常価格:¥2,750 税込
¥2,750 税込
商品コード: 9784862510891
関連カテゴリ
数量
カートに追加しました。
カートへ進む
その視点と方向を問う
祖田 修 著
A5判 上製 286頁 
ISBN978-4-86251-089-1 C3061

21世紀最大の課題といえる地球温暖化問題や生活・文化の問題を考えるとき、大農圏諸国による市場原理優先の論理でなく、小農圏農業への深い理解が不可欠である。本書では、世界を見据えつつ、日本の食と農業・農村、農政の未来を考える。『農学原論』(岩波書店)から10年。農学研究一筋の著者の到達した理論・政策を、平易に説いたものである。

目次

第1章 農業の発展と問題
─人は飢えずに環境を守れるか
 1 人口の爆発そして物的欲望の爆発
 2 農業の工業化(集約化)─農業生産の内延的拡大
 3 農地拡大─農業生産の外延的拡大と問題
 4 二つの食料危機─一九七三、二〇〇八年
 5 食料増産の結果何が起こるか
 6 農業・農村の向かうべき目標─持続的地域の形成と連鎖

第2章 食の崩壊と再生
─食の世界に何が起こっているか
 1 二〇〇八年の食料危機と国民の選択
 2 食への不安の内容
 3 飽食の果てに
 4 和食(日本型食生活)の行方
 5 食の再生に向けて─まず「地産地消」から

第3章 農家像の変容と論理
─誰が農業を担うのか
 1 戦後の農地改革の意義─所有は砂を変えて黄金となす
 2 前期高度成長下の農家の「不安定兼業化」
 3 経済の国際化と日本農業の苦吟─アメリカ農業と日本工業のはざま
 4 後期高度成長と「安定兼業農家」の増大
 5 日本農業経営の再構築

第4章 日本農業経営の再生
─「生涯産業」としての農業
 1 農業の特性
 2 新たな視点からの農業経営の確立
 3 複合化の重要性
 4 農業に生きる人と地域
 5 農業は生涯働ける産業

第5章 農林業の多面的機能論の現実
─市場の社会化へ
 1 多機能空間としての農山漁村
 2 多面的機能論は世界に受け入れられているか
 3 多面的機能の内容と評価

第6章 害獣たちと人間
─形成均衡の場所へ
 1 害獣化する野生
 2 動物の権利、人間の権利
 3 鳥獣と人間のせめぎあい─三つの事例
 4 形成均衡の場所へ─二つの自然像を超えて

第7章 中小都市と農村の結合
─開放性地縁社会へ
 1 都市・農村論の系譜
 2 田園都市論の展開
 3 ドイツの多数核分散型空間論の成立
 4 都市・農村一体の地域振興
 5 日本の都市・農村政策

第8章 作業教育、食農教育の思想
─菜園の力(レプケ)
 1 子供たちに何が欠けているか
 2 作業教育の思想
 3 農作業の総合的人間性
 4 ものを育て作ることは、自分を育て作ること─「菜園の力」

第9章 自由貿易の限界と持続的地域の形成
─場所性の復権
 1 農業立国か工業立国か、それとも商業立国か
 2 農業における市場の失敗
 3 農産物自由貿易論の限界
 4 三つの価値とアグリ・ミニマム
 5 持続的地域社会の形成と世界的連鎖

第10章 農業と文明のゆくえ
─「着土」の世界へ
 1 文明の現実
 2 文明の興亡と大地自然
 3 いくつかの大きな文明の帰結
 4 現代文明の展開と帰結
 5 大地・自然をベースにした「着土」の文明へ

参考文献

書籍を購入された会員は、電子書籍(PDF)を無料でダウンロードできます。書籍の発送後、電子書籍をダウンロードするためのURLをお送りします。
NEWS 新着情報
2020/04/07
会員特典
●会員の特典

書籍を購入すると、無料で電子書籍(PDF)をダウンロードできます。
書籍の発送後、電子書籍をダウンロードするためのURLをメールでお送りします。
※一部書籍には、電子書籍をご用意しておりません。

カテゴリ一覧

ページトップへ

この商品のレビュー ☆☆☆☆☆ (0)

レビューはありません。

レビューを投稿